低コスト生コンクリート改質材の開発・販売・施工
Quality
エコ・パワーファイブ添加コンクリートと未添加コンクリートの品質(凍結)比較施工。施工時外気温9℃、コンクリート温度9℃、同日の最低外気温-5℃。脱型後、添加コンクリートにおいては凍結の形跡は見られず、仕上がり面も綺麗な肌を見せている。一方、未添加コンクリートにおいては凍結の形跡が確認され、仕上がり面も粗い肌を見せている。この結果、エコ・パワーファイブを添加した生コンクリートは、その品質が改質されたと判断される。エコ・パワーファイブは防凍剤ではありませんが、防凍に対する効果があります。
凍結の形跡見られず
凍結の形跡あり
硬化したコンクリートを電子顕微鏡で比較・撮影した結果、エコ・パワーファイブを添加したコンクリートは密実な形状が見て取れます。
埼玉県内の市立保育園公民館の新築工事において、エコ・パワーファイブを添加したコンクリートの試験施工が行われました。同一現場における施工においてコンクリートの出来栄えの違いがはっきり見てとれます。透水性試験における密実性、材料分離抵抗性の高さから良いコンクリートがもたらされた結果と言えます。
コンクリートの水密性の比較は透水係数が用いられ、透水係数(水密性を悪くする)を大きくする因子として材料分離等があげられます。
コンクリートの耐久性は、コンクリートの組織の緻密さに支配され、塩化物イオン、水の浸透がコンクリート内部の鋼材の腐食を早めることとなり、水密性が高い緻密なコンクリートは耐久性に優れていると言えます。
エコ・パワーファイブ添加コンクリートとベースコンクリートの透水性比較試験を行いました。試験用供試体作成は「配合設計 27-8-20BB,W/C54%の生コンクリートを実機で 1 立米練り、エコ・パワーファイブ 2.5g(1 立米用)を添加し供試体を作成し、試験実施については(株)太平洋コンサルタントコンクリート技術部様へ委託いたしました。試験結果につきましては下記の通りです。
透水性試験結果はPDFにてこちらからご確認いただけます。
試験結果から、エコ・パワーファイブ添加コンクリートは、ベースコンクリートと比較して水密性の高い緻密なコンクリートとの結果が確認されました。