品質

Quality

エコ・パワーファイブ添加コンクリートと未添加コンクリートの品質(凍結)比較施工。
施工時外気温9℃、コンクリート温度9℃、同日の最低外気温-5℃。脱型後、添加コンクリートにおいては凍結の形跡は見られず、仕上がり面も綺麗な肌を見せている。一方、未添加コンクリートにおいては凍結の形跡が確認され、仕上がり面も粗い肌を見せている。この結果、エコ・パワーファイブを添加した生コンクリートは、その品質が改質されたと判断される。
エコ・パワーファイブは防凍剤ではありませんが、防凍に対する効果があります。

エコ・パワーファイブ添加コンクリートと
未添加コンクリートの品質(凍結)比較

添加コンクリート

凍結の形跡見られず

未添加コンクリート

凍結の形跡あり

電子顕微鏡写真

硬化したコンクリートを電子顕微鏡で比較・撮影した結果、エコ・パワーファイブを添加したコンクリートは密実な形状が見て取れます。

添加コンクリート

未添加コンクリート

エコパワーファイブ材料分離低減効検証試験結果

①フレッシュ試験結果

 
スランプ(cm)
空気量(%)
エコパワーファイブ
17.0
4.5
普通コンクリート 
17.0
3.8

②ブリーディング試験結果

③圧縮強度試験結果

④付着試験結果

コンクリートの出来栄え

埼玉県内の市立保育園公民館の新築工事において、エコ・パワーファイブを添加したコンクリートの試験施工が行われました。
同一現場における施工においてコンクリートの出来栄えの違いがはっきり見てとれます。
透水性試験における密実性、材料分離抵抗性の高さから良いコンクリートがもたらされた結果と言えます。

エコ・パワーファイブ添加コンクリート

ベースコンクリート

エコ・パワーファイブ添加コンクリートの水密性

■水密性

コンクリートの水密性の比較は透水係数が用いられ、透水係数(水密性を悪くする)を大きくする因子として材料分離等があげられます。

■コンクリートの耐久性

コンクリートの耐久性は、コンクリートの組織の緻密さに支配され、塩化物イオン、水の浸透がコンクリート内部の鋼材の腐食を早めることとなり、水密性が高い緻密なコンクリートは耐久性に優れていると言えます。

■水密性比較試験「透水性試験」

エコ・パワーファイブ添加コンクリートとベースコンクリートの透水性比較試験を行いました。
試験用供試体作成は「配合設計 27-8-20BB,W/C54%の生コンクリートを実機で 1 立米練り、エコ・パワーファイブ 2.5g(1 立米用)を添加し供試体を作成し、試験実施については(株)太平洋コンサルタントコンクリート技術部様へ委託いたしました。
試験結果につきましては下記の通りです。

エコ・パワーファイブ添加コンクリートの透水性試験 【インプット法】

透水性試験結果はPDFにてこちらからご確認いただけます。

比較試験結果

試験結果から、エコ・パワーファイブ添加コンクリートは、ベースコンクリートと比較して水密性の高い緻密なコンクリートとの結果が確認されました。